技法review(確認中)
アイスダイ(氷染め)
別名: 氷染め、アイスダイ
生地の上に氷を乗せ、そこへ染料の粉をふりかけて染める技法。染料会社Dharma Trading Co.は、氷を、染料が生地に届くのを防ぐ防染材としてではなく、溶けながら染料をゆっくり生地に送り込み、色を混ざりやすくする道具として説明している。
柱: 結びつく
主張と根拠(2)
範囲: PAC FABRIC DYEのアイスダイ(タオル)
範囲: 染料販売会社自身のアイスダイ説明
問い(4)
アイスダイで 48 時間おくのは、どこから来た数字か🧪 家で確かめられそう
Dharma の手順は、タイダイで最低4時間・できれば24時間、アイスダイで24時間。PAC FABRIC DYE のアイスダイは3時間。ミムラは高速の固着剤(ネオフィキサー30)について、塗って3時間以上置くと濃度が薄くなったり変色したりすることがある、としている。48時間という数字は確かめた資料には出てこない。染料と固着剤が違うので単純には比べられないが、時間や気温を変えると色の濃さはどう変わるのか? 長く置きすぎる害はあるのか?
氷の温度で、低温染色タイプの反応染料はどこまで反応するのか🧪 家で確かめられそう
今田(2002)は低温染色型の目安を 40〜50℃ とし、最適温度より低いと繊維との反応が遅くなって染着が不十分になるとしている。アイスダイは氷点付近から始まり、室温まで上がっていく。長い放置時間はこの遅さを補っているのか? 氷が溶けたあとの室温の時間が効いているのか?
アイスダイの放置時間は、なぜ資料によって3時間と24時間で大きく違うのか🧪 家で確かめられそう
PAC FABRIC DYEは、氷が溶けてから3時間すすがずに置けば良いとする。Dharmaは24時間置くとする。PACは氷をのせる前に布を固着液(アルカリ)にあらかじめ浸しているのに対し、Dharmaの手順は染料液・氷とソーダ灰の扱いの順序が異なる。手順の違いが時間の差を生んでいる可能性があるが、確かめた資料だけでは分からない。
『氷が防染のように働く』という理解は他の資料でも確認できるか?
今回確かめたDharmaの解説は、氷を防染材としてではなく染料をゆっくり送り込む媒体として説明しており、氷の無い部分こそ白く残るとしている。他のアイスダイ資料(メーカー・作り手)でも同様の説明かどうかは未確認。